- 無線LANは高速・アンライセンス・デファクトスタンダード・広帯域・低廉等の特性から、多種多様な端末に搭載されており、その搭載機器 は従来のノートパソコンからスマートフォンやゲーム機、携帯音楽プレーヤー、デジタルカメラやプリンター、タブレット端末へと急速に拡大しています。家・ オフィス及び公衆スポットにおける快適なワイヤレスブロードバンド環境の実現にはなくてはならないものになっています。
- 又、最近は、スマートフォンの普及拡大による利用機会の増加や自治体・商店街等による情報発信の手段として、あるいは災害時の情報伝達手段としてその有効性が着目され、さらに重要性が増大していくことが期待されています。
- 一方では、無線LANは携帯に比べて使い方が分かりにくい、セキュリティが心配、何処で使えるのか分からないというお客様の声が多くあります。
- 又、無線LAN搭載端末の増加に伴い無線LAN基地局が増加し、電波の干渉によりつながりにくい、速度が低下したという指摘やセキュリティ対策の不十分なお客様がトラブルに巻き込まれるという問題も起きています。
- 無線LANの特長を活かし無線LANビジネスの更なる発展・拡大のためには、これらの問題を早急に解決することが必要であり、そのために無線LAN関連企業等が主体的に連携・協調することが極めて重要です。
- 無線LANビジネスが本格化するこのタイミングに、総務省が 「無線LANビジネス研究会」 を開催し、その報告書の中に、「無線LANビジネス推進連絡会」 発足の提言が盛り込まれ、関係企業等による自主的な無線LAN普及推進活動を展開することで、今後の無線LANの健全な発展に貢献することを期待されてい ます。