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イベント報告
日本Androidの会主催「ABC2018S」で北條会長が講演

渉外・広報委員長 江副浩

6月9日、東京大学本郷キャンパスで「Android Bazaar and Conference 2018 Spring(ABC2018S)」が開催され、北條会長が講演に登壇しました。

「日本Androidの会」が主催し、毎年行われています。同会は、Androidに興味を持つ人が集まるユーザーコミュニティーから発祥し、2009年9月25日にNPO法人化した団体です。
毎年「ワイヤレスジャパン」などで展示、講演している団体なので、Wi-Bizの皆様もご存じの方も多いと思います。

今回開催されたABC2018Sは複数のカテゴリーで「Lightning Talk」という講演を行うイベントと、各参加者がバザール出展を行うイベントを融合した企画となっており、1000名の人々でにぎわいました。

バザール出展のコーナーは大賑わい。VRデモもやっていました。

 

Wi-Bizは北條会長による「Wi-Fiの現状と今後のトレンド」というテーマで講演を行いました。

講演する北條会長

北條会長の講演では、Wi-Fiのある生活として現状のWi-Fi環境を報告し、Wi-Fiの技術トレンドとして11.ahをはじめとする新規格の紹介、セキュリティーを強化するWPA3についての提起を行いました。

また、今回のLightning Talkのキーワードになっていた「位置情報」をもとにしたWi-Fiサービスなど、今後のトレンドについての興味深い話が行われました。

質疑応答では、RTLS(Realtime Location System)についての質問が多く、Wi-Fiでの位置情報サービスに対する期待が感じられました。

今回のイベントに参加してみて、改めてAndroidとWi-Fiの相性の良さを感じました。Androidを使ったDIYの多くがWi-Fiを利用していましたし、新しいWi-Fiの技術いち早く取り入れようという意気込みがありました。

今回の参加に当たり、日本Androidの会事務局の鈴木様ならびにボランティアスタッフの皆様には急な話にも関わらずご対応頂きましたことを、御礼申し上げたいと思います。


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