Wi-Biz報告
第6回運営会 周波数再編アクションプランへの意見を準備
無線LANビジネス推進連絡会 事務局
9月26日 、｢第6回運営会｣が開催されました。主な内容を報告します。
北條会長の挨拶
冒頭、北條会長から、以下の2点について述べられました。
沖縄で開催される次回総会については、日程と会場も決まり、総務省田原電波部長から講演の了解も得ました。沖縄の方にとっても、最新の電波政策に関して講演を聴ける貴重な機会ですので、沖縄での関係者や知りあいの方等へ、お声掛けをお願いします。
次に、小林顧問が参画し、国内において802.11ah（Wi-Fi Hallow）の導入・活用を推進する団体が設立予定であり、Wi-Bizとしても、その活動を支援していくこととします。また、当該組織は、Wi-Biz会員以外の企業も参加できるよう、Wi-Bizとは別の組織として立ち上げ、参加企業も広く募集が行われる予定であり、興味がある場合は、積極的な参加をお願いします。
技術・調査委員会
松村副委員長より、9月21日に開催された技術・調査委員会について、以下のとおり報告が行われました。
新製品紹介として、日本ヒューレット・パッカード株式会社より、HEP ARUBAの新製品や新たなクラウドサービス、およびWi-Fiトラブル対応の新たなソリューションの紹介が行われました。
5GHz帯関連では、5GHz帯無線LAN作業班アドホック会合報告、および5GHz帯無線LAN国際標準化作業班第12回会合について報告が行われました。
渉外・広報委員会
江副委員長より以下の通り活動状況の説明が行われました。
NHKより、災害に備えた情報提供を目的に、「NHKニュースおはよう日本」で00000JAPANの紹介のための取材依頼があり、運営会での撮影協力も含め対応しました。（別記事参照）。
また、フルノシステムズ主催のセミナー（名古屋・大阪・東京）において、北條会長による講演が行われるとともに、00000JAPANの紹介展示を実施しました。
総務省関連のWi-Fiに関する補助金勉強会を今年6月に実施しましたが、観光庁関連の補助金に関する勉強会を、今年の12月開催を目指して検討していきます。
企画・運用委員会
杉野委員長より、10月1日に開かれる企画・運用委員会での付議内容について説明が行われました。
台風21号および北海道胆振東部地震に対して、会員各社より00000JAPANおよび独自のSSIDにより、自社の公衆無線LANの開放および避難所へのアクセスポイントの設置が行われました。また、この2件については、日本政府観光局のホームページを通じて、訪日外国人向け観光客へ周知が行われています。
00000JAPANのガイドラインの図解版に関して、10月中にチェックを終えパンフレット形式で印刷を行います。その他、00000JAPAN発動情報の自動Web登録機能の開発、00000JAPANに関するFAQのWi-Bizホームページの掲載、ガイドライン4.2版への改版等を行っていきます。
周波数再編アクションプラン（平成30年度改定版）（案）に対する意見募集について
9月11日に総務省より告知された、「周波数再編アクションプラン（平成30年度改定版）（案）」に対する意見募集に対し、昨年度に引き続き今年度もWi-Bizより意見を提出することとしました。
今後は、会員から提出された意見を集約し、事務局にて提出意見（案）を作成した後、会員への意見照会を経て、総務省へ意見を提出します。
第15回総会について
第15回総会の議案について確認が行われ、今回は今年度の上期活動報告を中心に行うことが決定されました。次回の運営会では、各委員会より総会に付議する資料のレビューが行われます。
また、特別講演として、総務省の原田電波部長による最新の電波政策に関する講演に加え、発足予定である国内において802.11ah（Wi-Fi Hallow）の導入・活用を推進する団体から、その活動に関して講演頂くこととしました。
■Wi-Biz通信（メールマガジン）の登録はこちら