会員紹介 アイコム
無線通信機器の総合メーカーとして アマチュア無線から業務用無線・IoTまで
アイコム株式会社
アイコム株式会社は、1964年にアマチュア無線機の開発・販売を行う会社として設立しました。
その後、世界各地に販売網を広げるとともに、業容も、陸上用、海上用、航空機用などの業務無線機、さらに無線LAN機器、IP電話システムと拡大し、無線通信機器の総合メーカーとして歩みを進めてきました。
モールス信号から始まった無線通信は、いまや音声、データ、映像を伝送する最先端技術のひとつとなりました。長年つちかってきた無線通信技術を基盤とし、ますます進化のスピードを上げる情報通信化社会の発展に貢献する製品やサービスを提供してまいります。
今回は、当社製品群のなかから、無線LANアクセスポイントを中継器として広域での通話を実現する無線LANトランシーバー「IP100H」をご紹介します。
手軽に通信範囲を拡張できる無線LANトランシーバー
IP100Hは、IPネットワーク上にアクセスポイントを増設することで手軽に通信範囲を拡張できるトランシーバーです。高層階と低層階や、入り組んだ建物内など従来の無線機では電波が届きにくい場所での通信システムとして最適です。
また、VPN回線を通して離れた拠点と通信したり、「VE-PG4(別売)」などの通信拡張ユニットと併用することで従来の無線機やIP電話(内線/外線)との連携も可能です。
IP100Hのおもな特長
IP100Hの主な特長は次のようになります。
・無線LANを利用して、トランシーバーでの秘匿性の高い同報通信を実現
・スマートフォンやPC用の無線LANアクセスポイントを、そのまま中継器として使用可能
・IPネットワークや携帯電話網で、離れた拠点間の通信にも対応
・交互通話や同時通話のほか、グループ会議や文字の送受信も可能
・PC上に、端末が接続しているアクセスポイントの情報を表示
・免許や申請なしで使え、電波利用料も不要なので、手軽に導入可能
有名ホテルや室内レジャー施設内などさまざまなシーンで活躍
IP100Hを活用していただいているシーンのひとつに、ホテルでの業務連絡をあげることができます。
ある有名ホテルでは、従来のトランシーバーでは地上階と地下階の連絡ができなかったり、電波が届かない不感地帯があったりするなどの問題点を解決するソリューションとして、IP100Hを採用いただきました。
同じLAN配下であれば、地上・地下の別なく連絡がとれ、不感地帯においても、アクセスポイントを増設することでくまなくカバーすることが可能に。
また、通話の最中にほかのスタッフが割り込むこともできるので、重要な連絡を、他者の通話が終わるのを待たずに連絡できることもタイムリーな連携を実現することができると高い評価をいただいています。
ほかにも、室内レジャー施設など多彩な業種でご利用いただいています。
■ご質問/連絡先
アイコム株式会社
国内営業部 営業企画課
E-Mail :unitebase@icom.co.jp
URL :http://www.icom.co.jp/
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