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趣味と仕事
私はなぜ「ホラーゲーム」にはまったのか……!?

Wi-Biz事務局 安達美幸

事務局の安達です。趣味と仕事のテーマがまさかのホラーゲーム!? 最後までお付き合いいただければ幸いです。

昔はホラーゲームが嫌いだった

今でこそプレイしてみたいホラーゲームは直ぐに買ってプレイしていますが、昔はホラーゲームが大の苦手でした。私の父もゲームをする人で、物心がつく5歳ごろに父がプレイしていたものはホラーゲームの金字塔「バイオハザード」でした。5歳ごろの私には物凄く刺激が強く、あまりにも怖くて父に泣きながら物陰に隠れて「もうゲーム(バイオハザード)しないで、辞めて」と言っていたそうです(笑)。

確かに大丈夫になった今見ても、ポリゴンで表現されているゾンビやクリーチャーは今のホラーゲームとはまた別のベクトルの不気味さを感じますね。そのせいでホラーゲームはおろか、ホラー映画やその手のテレビ番組は軒並み嫌いになり、中学3年生ぐらいまでホラーを徹底的に避ける生活を送っていました。私とホラーゲームのファーストコンタクトはとんでもなく最悪でした。

トラウマだったのに興味が戻ったキッカケ

中学3年生のとある日、私の弟が父にあるゲームを買ってもらっていました。その名も「バイオハザード4(PS2版)」。幼少期の私にトラウマを植え付けた憎きアイツがそこにいたのです。私はどの面下げてここにいるんだと、好き勝手した上に家出したのにいきなり戻ってきた子供を見る親のような顔でバイオハザード4を見つめていました。
しばらくすると弟がプレイを開始したので横で少しビビりながら見ていると………、全く怖くなく、いつの間にか自分もプレイしていました。こうしてトラウマを植え付けられたゲームに逆にホラーゲームへハマるキッカケを作らされることとなったのでした……。

本格的にハマるキッカケを作ったのは

しばらくバイオハザード4で遊んでいたのですが、大学1年のある日ふと見た動画でとあるホラーゲームに出会いました。それが私がホラーゲームに本格的にハマるキッカケを作った、「サイレントヒル(1999年発売)」というホラーゲームです。初めてこのゲームを見たとき、戦闘も少ないしつまらなさそうだなと思いました。
しかし、次第にゲームが進むにつれ、「このゲームの続きを自分自身の目で見たい」と思い始めたのです。そしてすぐに秋葉原の中古ゲーム屋さんに行き、サイレントヒルを買ってきたのでした。

個人的に思う「サイレントヒル」の魅力

サイレントヒルは1999年にコナミから発売されたホラーゲームです。詳細は公式ホームページや、ネットのまとめに投げますが、簡潔に説明すると怪物が蠢く霧に覆われた街から娘を見つけ一緒に脱出をするゲームです。

ここで、ざっくりサイレントヒルの魅力について簡単に書こうと思います。ただし、あくまで個人的な意見なので異論があるとは思いますが、優しく見守ってくれればと思います。

1・BGMが良い
ホラーゲームのBGM……? とお思いになる方も多いと思いますが、これがこのゲームの世界観と絶妙にマッチしています。ホラーゲームにおけるBGMの印象は、個人的には薄いのではないかと思います。初代のバイオハザードでもBGMがどういうのだったか覚えているか? と聞かれると正直殆ど覚えてないです。そんな中でサイレントヒルはどのBGMも画面に映っているシーンに合っており、とても印象深いです。

BGMが好きすぎてサントラを買ってしまいました

サントラボックスは意外とボリューミーです

2・ストーリーが良い
詳細はネタバレになるので書きませんが、ストーリーがとても良いです。現実にはなさそうだけれども、実は自分が知らないだけでこんな世界があるのではないか、そう思わせる世界観と主人公が歩む物語で、プレイしているときはどんどんのめり込んでいくこと間違いなしです。

3・恐怖演出が良い
ホラーゲームの恐怖演出というと、突然敵が出てくる・大きな音が鳴るなどビックリ箱のようなビックリ演出が多いかと思います。しかし、サイレントヒルはそのような演出だけでなく、ジワジワと精神を追い詰める恐怖演出があり、街を覆っている霧がその恐怖演出に一役買っています。基本的に霧のせいでクリーチャーがいても全然姿が見えません。バイオハザードをプレイしたことがある方はわかるかもしれませんが、敵が近くても遠くても姿が見えることが多いです(曲がり角にいることも多いけど)。対してサイレントヒルは敵が近くにいても姿が見えないことが多いです。
さらにこの恐怖に拍車をかける演出があります。それは音です。サイレントヒルでは視界が悪い代わりに、ラジオというアイテムがあり、ラジオは敵が近くにいると音でプレイヤーに知らせてくれます。敵が近くにいるのがわかるということは、恐怖が和らぐのでは? と思った画面の前のあなた、直前に何と書いてありましたか? そう、霧で敵の姿を視認しづらいのです。つまり音はなっている(敵は近くにいる)けど、姿が見えないのです。
行きたくないけど行かなければゲームが進まない……、“そこを歩く恐怖”を体現している、そんなゲームです。

個人的に思うホラーゲームの魅力

私が好きなホラーゲームがサイレントヒルであることも大いに影響していると思いますが、ホラーゲームの魅力は、絶妙に非現実的なことを体感できることではないかと思います。基本的にゲームは魔法やドラゴン、大きいロボット、キャラクターなど直ぐに実現はしないであろう非現実的な部分を思いっきり楽しむものではないかと個人的には思います。
シミュレーションゲームでも、歴史であったり、過ぎた戦争を題材にしていたり、リアルタイムで起こっていることをそのままというのはあまり多くはないのではないかと思います(私が知らないだけだと思うけど)。
それに対し、ホラーゲームはどこが妙に現実感があります。内容はどこが超常的だったり、オカルティックだったり非現実ではあるのですが、逆にそこがゲームをより現実的にしているのではないかと思います。現実との絶妙なズレとそこに絡み合う物語……それを楽しむ、それがホラーゲームの魅力だと思います。

自分でプレイすると面白さが

ごちゃごちゃと書いてしまいましたが、言いたいことはホラーゲームは面白いですよと言うことです。もし、この記事を読んで少しでもホラーゲームに興味が湧きましたら、是非プレイしてみて下さい。動画で見るのもいいですが、やはりゲームは自分でプレイすると面白さが直に伝わってきますよ。

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。少しでも面白かったと思っていただけたら、とても嬉しいです。もし、皆様の中でオススメなホラーゲーム(じゃなくても大丈夫です)がありましたら、教えていただけると嬉しいです。


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