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イベント報告
第8回Wi-Biz補助金勉強会を開催

渉外・広報委員会 江副 浩

8月21日、「第8回Wi-Biz補助金勉強会」を実施しました。本勉強会はWebexによるオンラインセミナー形式で行い、総務省情報流通行政局地域通信振興課 堀島佑月課長補佐に「防災等に資するWi-Fi環境整備の推進」というタイトルでご講演頂きました。

北條会長による挨拶

講演を行う堀島課長補佐

堀島課長補佐がご講演

2016年4月に発生した熊本地震の際には、運営されていた「くまもとフリーWi-Fi」へのアクセスが急増し、被災者にとって災害時の情報収集や通信手段としてWi-Fiが役に立ったと9割の方が回答しました。

その後の度重なる災害においてもWi-Fiが非常に重要なインフラとして避難所などにおいて高いニーズがあることが浮き彫りとなったため、総務省は自治体における避難所等に設置されるWi-Fiインフラの整備を支援することとなりました。

このような経緯から、現在、総務省では、全国の避難所、避難場所といった防災拠点等について、約3万か所Wi-Fiを整備するという目標を掲げています。そのため、自治体による防災のためのWi-Fi整備を支援するための補助金事業「公衆無線LAN環境整備支援事業」を実施しております。今年度は、特に、自治体の方々などから問合せの多い、文科省の事業であるGIGAスクールネットワーク構想の実現、観光庁による支援事業などとの棲み分けについて、非常に分かりやすくご説明頂きました。

具体的には、文科省の事業の補助対象以外の、体育館とグラウンド、また、従来のとおり、公民館や、避難所に指定されている観光案内所などでは、総務省の「公衆無線LAN環境整備支援事業」が利用できる点にご留意いただけると幸いです。

本整備支援事業は、追加公募を9月30日まで受付を実施しており、予算もまだ余裕があるとのことです。さらに、来年度が最後となります。ご興味がある方はぜひ、以下のURLで申請の手引など、詳細をご確認ください。

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/local_support/kyouzinkasinsei.html


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