活動報告
「Wi-Biz企画・運営委員会」 ☓ 「テレコムサービス協会」
合同オンラインセミナーを開催
Wi-Biz企画・運営委員会
テレコムサービス協会
「ニューノーマル時代で、場所を選ばない多様な働き方」
7月28日、Wi-Biz企画・運営委員会とテレコムサービス協会は合同共催で、オンラインセミナーを開催致しました。テーマは、「ニューノーマル時代の働き方を支援する『デジタルワークスペース』~EXとセキュリティの両立~」です。
※EX:Employee Experience
働き方改革は、コロナ禍、ニューノーマル時代の新しい働き方として、様々なセミナーや情報提供がありますが、「場所を選ばない」という視点は今までに無かった発想です。
Wi-Biz会員からも、テレコムサービス協会の会員企業からも、違った観点での働き方、多様な働き方が求められておりました。
今回のご講演者であるNTTデータは、十数年前からテレワークをいち早く制度化・導入し、このコロナ禍、ニューノーマル時代においても、慌てることなくスピーディーに対応致しました。また自社だけではなく、自社のソリューションを他社展開に図るなどテレワークの導入・推進、場所を選ばない働き方、多様な働き方を実践して来られました。
本セミナーのご講演者である遠藤様は、2001年にNTTデータに入社。入社から現在まで一貫してオファリングセールスとして新規オファリングの企画・販売 に従事。2014年から現在に至るまで、「BizXaaS Office」オファリング責任者 としてあらゆる業界のお客様の働き方改革をICTの観点から推進しております。
講演者:株式会社NTTデータ コンサルティング&ソリューション事業本部
デジタルビジネスソリューション事業部
デジタルワークスペース統括部長 遠藤 由則 様
セミナーは、東京2020オリンピック・パラリンピックが始まった中で開催されましたが、聴講者は50名を超え、多くの方々にご聴講頂き、また多くの質問も頂き、活発なステージとなりました。
新たなプラットフォーム「デジタルワークスペース」
感染症対策として急速に拡大した在宅勤務やテレワークは、もはや当たり前の働き方として定着し、従業員は自宅を含む様々な場所から、多様なデバイスを通して業務環境にアクセスするようになりました。
また、企業のDX推進もあり、ますます利便性の高いクラウドサービスが登場し続けておりビジネスの俊敏性は拡大を辿りました。特に、このニューノーマル時代においては、不動産、金融、保険業界、卸売業でのテレワーク導入が伸びていたのが特徴的だと思われます。一方で、「コミュニケーション不足」を課題にされた企業も多かったです。それで、「出社型」と「完全テレワーク型」に二極化が進んだと考えられます。
一方で、テレワーク環境やクラウドを狙ったサイバー攻撃は世界的に増え、より巧妙化かつ複雑化しています。情報をパソコン上に残さない「仮想デスクトップ」の導入だったり、「ゼロトラストネットワーク」により、安全かつ安心なネットワーク、インターネット、Wi-Fiの利用が進んでおります。
企業が取り組むべき課題は多々ありますが、「分散された拠点から安全かつ快適に業務がおこなえること」、「企業として従業員の負担を極力低減しつつセキュリティ統制が図れること」、「従業員の生産性やエクスペリエンス向上が図れること」。それらへ応えることができるプラットフォームが「デジタルワークスペース」です。新しいニューノーマル時代の働き方となります。
今回の共催セミナーは前回同様、Zoomを利用しましたが、日頃からオンラインセミナーに慣れていらっしゃるのか、遠藤様の講演も始まるとスムーズに進んでいた感じがしました。遠藤様の多様な働き方を聞き、日本の働き方は諸外国に比べ、数段、遅れているな、と感じられた方は多かったのではないでしょうか。Withコロナ、ニューノーマル時代による社会変容が至る所に現れているのだということを改めて感じるところです。
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