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活動報告 
「ワイヤレスジャパン2022」に出展、展示・講演とも大盛況に

渉外広報委員長 江副 浩

 5月25日(水)から27日(金)の3日間、「ワイヤレスジャパン2022」が東京ビッグサイトで開催され、当連絡会もブースを出して出展を行いました。

Wi-Fi 6E など3つのポイントを訴求

出展にあたり、当連絡会では以下の訴求を計画しました。
・プライベートワイヤレスネットワークの全体像の啓蒙
・Wi-Fi 6Eに関連した6GHz帯利用のPR
・会員企業によるWi-Fi 6/6E製品のPR
そして、次のようなパネルを3枚作成し、ブースに飾ることにしました。

 

Wi-Bizブース

 

写真に見える3枚のパネルをそれぞれ拡大すると、次のようになっています。

 

Wi-Bizの紹介パネル

 

プライベートワイヤレスネットワークの全体像

 

Wi-Fi 6E(6GHz)の拡張

 

3枚のパネルの中では特にWi-Fi 6E(6GHz)の拡張についてのパネルに注目している人が多く、パネルの上部に掲載されている拡張された周波数部分の図を撮影している人が多くいました。Wi-Fiへの6GHz帯拡張について注目している人が多いことがよく分かり、さらに上の周波数を拡張して米国と対等な状況にして欲しいという意見を数多く頂きました。

また今回、協力して頂いた会員企業13社にWi-Fi 6/6E製品について展示をして貰いました。当連絡会のブースに立ち寄るだけで殆どのWi-Fi 6対応APをメーカー跨いで確認出来ると言うことで、多くの方にお越し頂きました。

展示に協力して頂いた会員企業は以下のとおりです。

 

 

配付資料として展示製品のカタログを1冊にとりまとめて300部を準備していたのですが、3日目の途中で無くなってしまいました。

AHPCと共同出展しにぎわったブース

例年通り当連絡会のブースは11ah推進協議会と共同出展としており、年内に技適が開始される802.11ahを展示するブースには、技適を待つ、多彩な製品群が所狭しと並べられて、賑わいを見せていました。

 

11ah推進協議会のブース

 

両ブースは3日間に渡り来場者が常に訪れ、混雑しており、ワイヤレスジャパン全体を見ても最も集客のあったブースに見受けられました。

 

来場者数まとめ

セミナー、講演も注目を集め大盛況に

今回の展示ではブースだけではなく講演も盛り上がりました。3日目に開催された基調講演では当連絡会北條 博史会長による「新たな周波数割当で飛躍するプライベートワイヤレス~Wi-Fi 6E/Wi-Fi HaLow/ローカル5Gへの期待~」と題する講演が行われ、200席は事前登録で満席になり、当日は立ち見が出る盛況ぶりでした。

 

会長 北條 博史による満員の講演会場

 

プライベートワイヤレスネットワークとして、ローカル5G、Wi-Fi、11ahがそれぞれ親和性を持ちながら、適材適所に利用されることで、最適なネットワークが構築出来る事を、おそらく世界一分かりやすく説明していました。特に分かりやすかった資料が以下のページです。

 

マーケットの隙間を埋める11ah

 既存のWi-Fiは6GHzが追加され更に高速化し、混雑に耐えられる仕組みに変わっていく中、既存のLPWAとの間にあったギャップを11ahが埋める形で登場してくるという、とても分かりやすく説得力のある説明でした。

また2日目には11ah推進協議会の鷹取 泰司副会長によるセミナー講演が開催され、「国内利用開始が間近に迫ったIoT向けWi-Fi規格 IEEE802.11ah(Wi-Fi HaLow)の実力と展開」と題し、こちらも沢山立ち見が出るほどの大賑わいとなりました。

 

立ち見客で溢れる鷹取 泰司氏による講演

講演の中では「プラチナバンドでのIoT向けWi-Fi」というキーワードにインパクトがあり、今後の実環境での展開に期待が持てる内容でした。

今後、当連絡会と802.11ah推進協議会では、名刺交換した方で希望された方に個別連絡を行い、ケアをしていく予定です。

 


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