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年頭のご挨拶 委員会委員長
技術・調査委員会 小松 直人委員長
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2024年はWi-Fiの利用拡大に向けて大きな進展がありました。第19回技術セミナー「Wi-Fi 7がやってきてどうなってる??」でご紹介しましたとおり、メーカー各社からWi-Fi 7対応製品が発売され、Wi-Fi 7の高速・大容量の通信環境がより身近なものとなりました。また、新たな周波数帯の効率的な利用や、これまで技術的な制約があった領域での活用に向けた制度整備も着実に進展しています。
5GHz帯無線LANの上空利用については、2024年に制度化へ向けた具体的な検討が大きく進展しました。特に5.2GHz帯における上空利用の技術的条件が整備されたことにより、ドローンによる橋梁等のインフラ点検や空撮といった実用的なユースケースの実現が可能となります。
また、6GHz帯の有効活用に向けては、AFCシステムの実用化への取り組みが本格化しました。従来の共用に関する技術検討に加え、新たに設置されたAFCシステム運用検討アドホックグループにおいて、プロトタイプの構築・動作検証と並行して、運用体制や運用モデルの具体化に向けた検討を進めております。
Wi-Fiの業界団体として、全ての会員の皆様のビジネス拡大に寄与し、Wi-Fiをご利用いただくユーザの皆様にも貢献できる運用体制や運用モデルの検討を会員の皆様と共に進めてまいります。
本年も引き続き皆様のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
渉外・広報委員会 杉野 文則委員長
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
昨年は新年早々、災害が起きてスタートから大変でしたが、今年は何事もなく謹んでお見舞い申し上げます。
さて、昨年は、本委員会は大きく分けて5つのプロジェクトを進めました。
1.無線LANビジネス推進連絡会を対外的にPRし、また交渉を行う。
メルマガやSNSを通して、アンバサダーを立てて広くアピールしております。
一年間、皆様に最新の動向をお知らせできたかと思います。
2.総務省、観光庁はじめ行政、団体と連携を取り無線LANの利用拡大の促進を進める。
3.00000JAPANの普及のための諸活動、特に各自治体と連携してPR活動を進める。
4.日本テレワーク協会はじめとする諸団体との交流を進める。
5.東京都が進めている「つながる東京」との情報交換。
6.「ワイヤレスジャパン2024」の出展。
昨年は、新年早々「令和6年能登半島地震」が発生し、大変な壽の幕開けとなってしまいました。いまだに、多くの方々が復興を感じていないという現実を感じると心が痛いです。
改めて、災害時の通信の復旧が重要かと再認識されました。
そんな中、地元の有志が自発的にどこで通信が可能かを作った「code for kanazawa」の活動には敬意を表します。ワイヤレスJAPANで、表彰と記念講演していただきましたが良い前例となり、この流れが広がればと思います。
00000JAPANも多くの方々に活用いただけたかと思います。
一方、インバウンドもさらに復調し、Wi-Fiのニーズもさらに高まってきました。Wi-Fi7も本格的にスタートしました。
東京都がすすめる、「つながる東京」の流れも出てきており、大阪万博でも横展開されそうです。本年も、これらのニーズにしっかり対応したいと思っております。
今年も、Wi-Fiおよび00000JAPANが益々注目されております。
本年も、引き続きこれらの渉外・広報活動を頑張っていきたいと思っております。皆様のご支援、ご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
企画・運用委員会 吉田 英邦委員長
本会会員及び関係の皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年も企画・運用委員会の活動に多大なるご協力をいただきましてありがとうございました。
昨年の活動としましては、2回のオンラインセミナー、3月22日「Open Roamingの概要と活用の取組み」、10月18日「大阪・関西万博における先端技術・通信ネットワーク技術に関する期待」を開催いたしました。3月のセミナーでは東京都をはじめとして自治体にて普及が進みつつあるOpenRoamingを取り上げ、多くの方が聴講され注目度の高さが窺われました。10月のセミナーは本年4月から開催される大阪・関西万博を取り上げ、万博の概要のほか近未来の通信ネットワーク技術についてご講演いただき万博への興味を増幅するものとなりました。皆様のビジネスに少しでも役立ったのであれば幸いです。
更に、年後半には総務省よりAFC(Automated Frequency Coordination: 自動周波数調整)の運用についての検討依頼があり、活発に活動していただきました。AFCシステムは6GHz帯の既存無線局に干渉等を与えないようWi-Fiのアクセスポイントがエリアや周波数チャネルを選択的に利用することができるシステムです。このシステムの運用にあたってのスキームや手続き等についてWi-Biz内に「AFCシステム運用検討タスクフォース」を設置し、精力的に検討を実施しました。その成果は今年度総務省が主催している「AFCシステム運用検討アドホックグループ」に反映されることとなります。Wi-Bizの活動が日本におけるWi-Fiの新たな仕組みの制度整備に寄与しています。
今年も昨年に引き続き会員の皆様のビジネスに貢献できるよう以下の活動を進めていきたいと考えています。
・企画・運用委員会セミナーの開催
会員の皆様の要望に答えられるテーマを収集・選定し、Wi-Biz会員の人的ネットワークを活かして専門の講師をお招きし実施したいと思っております。
・AFCシステムの運用に関する検討
総務省主催のアドホックグループにて、AFCシステムの運用について日本の制度整備に引き続き貢献したいと思います。
・プライベートワイヤレス展示施設νLabの活性化
昨年、Wi-Fi7の国際標準化が完了し各社から製品が続々と発売されています。これらもνLabに展示しWi-Fiをはじめとするプライベートワイヤレスを扱う各社の発信施設にしていきたいと思います。
・会員間相互の情報交換の活性化
当委員会において委員となられている各社のビジネス情報、サービス提供開始情報等共有可能な情報について意見交換し、会員各社のビジネスの推進や会員間を繋ぐことにより新たなビジネスが生まれるような活動も引き続き実施したいと思います。昨年はHUAWEI様、YAMAHA様の展示スペース等を提供いただきリアルな場での情報交換を実施しました。今年もそのような情報交換の場を作っていきたいと思っております。
上記のような活動を通じて委員会をより魅力のある場とし、委員会メンバー各社の発展、またWi-Bizの活性化につなげられればと思っております。
本年も引き続き皆様のご支援ご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
00000JAPAN推進委員会 加藤 一寛委員長
新年あけましておめでとうございます。
日頃は00000JAPAN推進委員会の運営に際し、委員会メンバーをはじめ関係者の皆様から多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございます。
2024年末時点で00000JAPAN認定事業者数は118企業・団体となりました。多くの企業・団体様から取り組みにご賛同いただきましたこと、改めて御礼申し上げます。
この認定事業者数には、4月の00000JAPAN認定事業者基準改定によって新設された「Wi-Biz非会員の認定事業者」が10件含まれています。
利用者保護を担保しつつも00000JAPANの社会通念上の役割・位置付けを鑑みた改定を行ったことで、より多くの企業・団体が新たに参加し易い環境へと、一歩前進できたのではないかと思います。
2025年もより安心で安全な社会の実現に向けて、計画的に活動を推し進めて参ります。
皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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