毎月の記事やお知らせをぜひお見逃しなく!
メールマガジン配信登録は☆こちらから☆
活動報告
第60回運営委員会
各委員会から「2024年度事業/決算報告」を報告
一般社団法人 無線LANビジネス推進連絡会事務局
3月27日、第60回運営委員会を開催しました。
冒頭、北條会長から以下の通り挨拶がありました。
今日は、年度末最後の運営委員会ということで、この後理事会がありますが、来年度の事業計画と予算計画の承認をいただいて、4月から活動がスタートするという流れになっております。
先月の運営委員会で各委員会から予算要望を出していただいきましたが、要望通りの予算値となっています。活動内容や金額が不確定なものがありますので、それらについては必要なタイミングで、運営委員会にて承認していくという形をとっていきたいと思います。
それから、本日は皆様から1年間の活動報告をご説明いただきますので、まとめまして事業報告として最終的に総会でご報告いただくという流れになっております。
なお、昨年4月に事務所の引っ越しをして、まもなく1年になろうとしています。すでに我が家という感じになっていますが、一度も来られたことのない方もいらっしゃるかもしれません。ぜひ一度お越しいただければと思います。
それから、昨日夕方、愛媛県今治市の山火事の関係で、00000JAPAN発動連絡がきました。山火事は岡山と宮崎でも発生しており、米国カリフォルニアだけでなく日本でも同じようなことが起っていることに驚きました。
来年度になると、Wi-Fi 7とAFC、11ah、OpenRoamingなど、普及に向けてビジネスが拡大していくような取り組みできればと思っておりますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。
技術・調査委員会
小松委員長より、活動内容について報告がありました。
- 技術・調査委員会の開催(3/24開催オンライン)
◇ 会社紹介はソフトバンク及び網屋で、質問事項が多く活発な議論があった。
- 総務省 無線LANに係る自動周波数調整機能に関する調査検討第4回(3/13)
◇ 調査検討会の調査報告書案の提示があった。◇ 前回、メンバから「アグリゲートが心配」という意見が出たが、今回具体的な資料が出てこなかったため、検討不要という形で決着した。
- 第20回技術セミナー(2/20開催)のアンケート結果について
◇ 傾向としては前回と同様。今回実施したトラブルシューティングとサービスの安定性が皆さん興味のポイント。◇ 来年度のテーマとしては、最近ビジネス系、エンタープライズ系が続いているので、そろそろコンシューマ系に話題を持ってきたいと考えている。
- 製品サービス事例紹介の更新について
皆様のご協力をいただき、無事作業完了→年度末に掲載予定。
渉外・広報委員会
杉野委員長、岡田副委員長、森田副委員長より委員会のご報告がありました。
- ワイヤレスジャパン2025への参加について
◇ 今年のワイヤレスジャパンは5月28~30日にビッグサイトで開催。今年もAHPCと共催で、4小間のスペースで展示予定。◇ 出展社枠セミナーとブース内セミナーを企画しており、Wi-Bizへの割り当てがあるので、テーマや発表者を今後決めていく。パネルの制作もあるので各委員会には協力をお願いしたい。◇ 来週早々にも出展機材提供の募集をスタートしたいと考えており、Wi-Bizからの出展内容は、Wi-Fi 7/AFC、00000JAPAN、OpenRoamingなどを想定している。
- 日本テレワーク協会の取り組み
◇ 今年度取り組んできた動画作成について3月24日のニュースリリースで公開した。◇ テーマが生産性向上ということで、動画では、業務の見える化をしてテレワーク推進する中で、遠隔業務についてのメッセージを出している。
- 製造現場での高出力Wi-Fiの活用
◇ 総務省の許可が無事出たが、お客様の都合で、実験は4月の予定を6月実施の方向で調整中。
企画・運用委員会
吉田委員長より活動内容について報告がありました。
- 3月25日に企画・運用委員会を開催
◇ AFCについて第5回総務省アドホック開催(3/19)・ 総務省より「AFC運用に関する基本的な考え方」についての概要版と詳細版が提出。前のバージョン(骨子案)から、アドホックメンバからの意見を反映。
- 次回の企画・運用委員会セミナー
◇ 4月23日(水)に「6GHz帯利用拡大に繋がるAFCの国内状況と国際動向」をテーマとして開催予定。講師は総務省基幹通信室と、米国でAFC運用の実績があるソニー様にお願いする予定。
00000JAPAN推進委員会
加藤委員長より活動内容について報告がありました。
- 発動状況・認定事業者
◇ 昨日、今治市で発動。認定事業者として2団体(長岡市、島本町)増えて112団体、非会員分を加えると122団体が認定されている。
- 啓蒙ビデオリニューアル
◇ サンプルが出来上がってきたので、日本語版の内容を実際に確認。◇ いくつか細かな修正を反映して最終版とする予定。
事務局より
北條会長(事務局長)より以下の説明が行われました。
- 第37回理事会の開催について
◇ 2025年度事業計画・予算計画について・ 前回各委員会より出していただいたものを最終的に事業計画として取りまとめた。・ PJ経費は要望ベースで割り当てたが、それ以外の項目についても、必要になった時点で運営委員会の承認を得て支出していく形とする。・ なお、特別会計(受託業務)の事業については、受注が確約できないことから、本年も計上しない形とした。
- メルマガ3月号について
◇ トップ記事は、NTT常務取締役の大西様のトップインタビュー。関西万博やIOWNに関する興味深い話題が掲載。◇ 技術情報として、2月頃に一部のメディアで報道された脆弱性「BREAK」についてその影響を評価した記事を掲載。
- 第6期定時社員総会について
◇ 特別講演は、総務省AFCアドホック(吉田委員長が参加)の主任の東京科学大学の高田潤一先生に依頼する予定。◇ 今年は役員の改選期に当たり、全ての理事について選任の承認が必要となる。
- 次回の運営委員会の開催日程について
◇ 4月度 運営委員会 : 2025年4月24日(木)17:00~◇ 5月度 運営委員会 : 2025年5月20日(火)17:00~(終了後理事会を予定)
2024年度の活動報告について
各委員会より2024年度の活動報告がありました。
- 技術・調査委員会
◇ 技術セミナーを2回開催。テーマは「Wi-Fi 7」と「Wi-Fiトラブルシューティング」。◇ 対外活動としては、総務省のAFC関連会合への参加が中心で、外部からの講演依頼に対してWi-Biz会員の有識者による講演を行った。◇ 業界横断的活動としては、委員会メンバによる会社紹介を実施し、意見交換会の一環として企画・運用委員会との共同で、会員の方々の会社見学を行った。
- 渉外・広報委員会
◇ ワイヤレスジャパン2024に出展(AHPCと共同展示)して、最新のWi-Fi6/6E製品を紹介。また、Wi-Fi7の参考出品を行った。◇ 自治体に依頼し、メルマガに自治体紹介記事を掲載した。◇ 00000JAPAN啓蒙活動として、能登地震の状況について、災害時通信に寄与した「Code for Kanazawa」へのインタビュー記事の掲載、ワイヤレスジャパンでの講演依頼などを行った。◇ 日本テレワーク協会の活動に参加し、中小企業テレワーク部会において、テレワーク推進の動画コンテンツの作成に協力した。◇ 東京都のWi-Fi整備への活動に関して、各種委員会に参加し、意見交換を行った。
- 企画・運用委員会
◇ 大阪・関西万博についての企画運用委員会セミナーを実施◇ 総務省AFCシステムの運用検討アドホックに参加した。Wi-Biz内に運用検討タスクフォースを設置し、アドホックの内容を共有するとともに、ユースケースの検討、市場規模などの試算、適切な運用スキームの検討など精力的に活動した。◇ プライベートワイヤレスラボνLab展示内容を更新するとともに、見学者の増加に向けた取り組みを実施。◇ 委員相互の情報交換の活性化のため技術・調査委員会と共同で施設見学会を開催した。
- 00000JAPAN推進委員会
◇ 今年度の00000JAPANの発動は昨日分を入れて13回。大雨とか台風の対応が中心。◇ 認定事業者は112団体で、昨年よりも16件増えた。◇ 上半期に委員会の再編を行い、積極的に関与していただくメンバによる体制に変更した。◇ 発動時のフローを変更し、Lアラートについての業務委託を上半期で終了した。◇ ポストコロナで防災訓練を再開するところが増え、いくつかの防災訓練に参加した。
- 事務局
◇ 会員数は昨年が188団体だったものが205団体となり17団体増加した。初めて作った非会員の00000JAPAN認定事業者も1団体増加した。◇ メルマガについても、総会特別講演の記事化や、トップインタビュー、自治体紹介等、多様な記事を掲載した。◇ 会議やセミナーについては、オンライン開催の支援を行い、DX化を進めた。
- まとめ
◇ 今年度の着地見込みでは、総務省の調査検討についての個別受託を受けたことと、事務局長不在による人件費減の影響で、500万円程度の黒字で着地する見込み。◇ 各委員会の活動報告は事業報告の形にしてとりまとめ、第6期定時社員総会に報告する予定。
以上
■Wi-Biz通信(メールマガジン)の登録はこちら