趣味と仕事
あえてロックの薦め、いつでも聴ける環境に感謝
フルノシステムズ 森田基康

社会人になって30年近く過ぎると日々仕事に追われ、趣味や自己啓発の時間がなくなってしまう企業戦士の方々は少なくないだろう。

そういう私もその時間がない一人で、50歳を過ぎて「何が趣味だろう」と考えると、学生時代にバンドをやっていてその名残なのか聴く音楽と言えば、この歳になってもロックやフィージョンと言われる類いのモノです。音楽に対して偏りはあるがこだわりをもって楽しく音楽を聴く習慣が日常の中にあり、毎日できる唯一の趣味であると言える。

この歳になると、大人感覚でジャズやクラッシックを聴く人達が多い中、僕はあえてロックとフュージョンをお薦めしたい。
特にロックは年代に関係なく聴ける音楽であり、その中でも60年代から80年代のロックは音楽の玉手箱と言える名曲やバンドが輩出されている。その中から是非すべての年代の人達に聴いて欲しい楽曲を紹介します。

60年代と言えばやはりビートルズやローリングストーンズ、ザ・フーあたりが有名どころとなるが、やはり一番聴いて欲しいアーティストはビートルズであろう。
入門編としては、前期のベスト盤に入っている「Drive My Car」「We Can Work It out」「I Feel Fine」が最適である。

またアルバムリボルバーから隠れた名曲「And your bird can sing」「Doctor Robert」や、後期アルバムのThe Beatles(通称:ホワイトアルバム)から「Back in the U.S.S.R.」「While My Guitar Gently Weeps」「Helter Skelter」、アルバムイエローサブマリンから「Hey Bulldog」あたりが、ビートルズとしてロックらしさをが感じる曲としてお薦めである。

特にアルバムイエローサブマリンはアニメ調映画とのコラボで発売されたサントラ盤となり、ビートルズのアルバムその中でも変わり種に入るが、その中で唯一ロック調の曲が「Hey Bulldog」である。

ビートルズのアルバムで映画とのコラボで発売されたサントラ盤で有名なのは、ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!:アルバム 「A Hard Day’s Night」やヘルプ4人はアイドル:アルバム「ヘルプ」で、私が楽器をさわり始めたきっかけになったのが、この「ヘルプ4人はアイドル」を小学校5年の時に観に行ってからになる。それから40年以上経った今でもビートルズの楽曲は色あせること無く聴ける音楽であると言える。

是非YouTube等で楽曲を聴いてみて欲しい。。

新宿ルイードでの10代最後のライブ~楽曲は全てオリジナルでした

通勤電車にて、、スマホで聴いている大好きなビートルズの楽曲

今は殆ど弾かないギターと奇跡的に残っているビートルズのEP盤

おすすめ楽曲(YouTubeでも聴くことができます)
Drive My Car
We Can Work It out
I Feel Fine
Helter Skelter
Hey Bulldog

身体を動かす趣味、何かに集中する趣味、自分の環境を変える趣味など様々な趣味があり、音楽や読書も同じ趣味であると私は感じる。よく読書や音楽鑑賞は趣味?と言われることがあるが、音楽や読書も人を「元気にしたり」「やる気を起こさせたり」「感動させたり」「リフレッシュしたり」、意外と役に立つ場面が少なくないはずである。

読書や音楽など生活の中に溶け込んでしまう趣味であっても、それに接することで助けられる事もあるので、これからも音楽のある生活を大切にしていきたいと思う。

特にスマホが普及して、Wi-Fi環境も整備されつつある今の時代、いつでもどこでも好きなアーティストの楽曲が聴ける環境に感謝したい。
機会があれば次回は60年代後半から70年代のロックの話をさせて頂きたいと思います。


目次へ

■Wi-Biz通信(メールマガジン)の登録はこちら