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バルセロナ「MWC 」に参加 5GとVR/ARに注目
新技術導入促進委員会 北條

2月27日から3月2日までの4日間、スペインのバルセロナ市で「MWC(Mobile World Congress)」が開催されました。MWCは毎年行われている、世界中のモバイルキャリアと関連ベンダーやサービス事業者などが展示を行うモバイル通信関連の世界最大級の展示会です(今年は2200社が出展)。

見学に来る人の数も桁違いで、世界各地から10万人以上の人が集まります。展示会だけでなく講演も並行して行われており、世界のキャリアやベンダーのキーパーソンが今後の方向性などを語ってくれる貴重な機会となっています。

今回は、展示会を見て来ましたのでその紹介をします。まずは下記のマップをご覧ください。

全部で8つの建物がありますが、一つ一つの建物はとても広く、一つだけでも日本の普通の展示会くらいあり、とても1日ですべての展示を見て回ることはできません。講演会も合わせてすべてを見るためには、4日間でも十分と言えないかもしれません。

さて、今回は日数も限られていたので、必ずしもすべての展示を見たわけではありませんが、感じたことと展示内容をいくつか紹介します。

まず、第5世代(5G)について、かなり展示がいろいろなところで見られました。ただ、Gbps級の超高速度が出るという展示ではなく、5Gの時代になったら何が出来るかといった展示が多かったように思います。

NTTドコモブース(アプリ展示中心)

Tモバイルブース(5GとARの組合せ)

次に、毎年、本展示会の目玉なのが、新しい端末の発表です。モバイル端末ベンダー各社はこれに合わせて新しい端末の発表などを行っています。サンプル機が何台もブースに置いてあって、自由に手に取って最新機能を確認することが出来ます。

以下、いくつかのベンダーの製品の写真をご紹介します。

Huaweiブース(スマートフォンP10)

Samsungブース(スマートウォッチ)

最後に、もう一つ印象に残ったのはVR/ARの展示です。

もう展示会の定番になりましたが、内容はどんどんエスカレーションするばかりで、映像も動きもより複雑になり、まさに仮想現実と言えるのではないでしょうか。遊園地のアトラクションなどにもどんどん取り入れられていくものと思います。

ソニーブース(仮想サッカー)

Samsungブース(仮想飛行)

なお、バルセロナ市内には日本でも有名な観光地であるサグラダファミリアや、メッシが所属していることで有名なサッカークラブのFCバルセロナの本拠地の「カンプ・ノウ」スタジアムもあり、プライベートで行っても楽しい街ですね。

カンプ・ノウ

サグラダファミリア


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