全体報告 第12回定時総会を開催
2017年度新組織体制・新事業計画を承認し、活動スタート
無線LANビジネス推進連絡会 事務局
5月10日午後、東京秋葉原のUDX Conferrence Gallery Next-1で「第12回定時総会」を開催しました。会員48社73名と総務省から3名のご来賓が参加され、3つの報告を承認し、新組織体制が発足しました。
初めに、総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 データ通信課長の三田様、続いて総務省 情報流通行政局 地域通信振興課長の加藤様から、ご来賓の挨拶を頂いた後、定足数の確認が行われ開会が宣言されました。
Wi-Biz小林会長が会則に基づき議長に選任されました。
総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 データ通信課長 三田様
総務省 情報流通行政局 地域通信振興課長 加藤様
2016年度 事業報告を承認
まず、事務局から櫻井副会長より2016年度の活動について報告が行われました。
櫻井副会長
(1)Wi-Fi の健全な発展に資する取り組みとして
- 熊本地震をはじめ3件の「00000JAPAN」の発動、商用利用に向けたマニュアルの改正案の確定および防災訓練への対応等「00000JAPAN」の運営強化
- 5GHz 帯無線LANシステムの使用周波数帯の拡張に伴う周波数有効利用に関する調査検討会、無料公衆無線LAN 整備促進協議会等調査検討会への対応
- Wi-Fi AllianceのStrategic Partnerとなって初のイベントとなる「2016 Tokyo Wi-Fi Summit」の開催等Wi-Fi Alliance との連携などが報告されました。
(2)消費者支援策の充実・推進に資する取組みとして
- 「インターネット接続サービス安全・安心マーク推進協議会」における審査対象のWi-Fiアクセスへの拡大について意見交換等インターネット安心・安全利用の推進が報告されました。
(3)社会貢献に資する取組みとして
- 「00000JAPAN」やWi-Fiのセキュリティ等に関する講演や講師の派遣、会員各社のWi-Fi に関係した製品やサービスを一覧できる電子カタログ集を作成等、周知・啓蒙活動の充実が報告されました。
(4)会員の利便向上等に資する取組みとして
- 連絡会の活動、業界全体の動向、行政の対応等が容易かつ迅速に把握できるようメールマガジンの充実
- Wi-Fi に関連する法制度、施策、税制等、行政の動向及び他業界から入手した情報等の提供
- 法令・制度改正など今日的課題の把握や対応策の検討に向け、政府、関係団体等から講師を招いた講演会・セミナー等の開催等の活動を行いました。
活動報告後、事務局による2016年度の決算報告及び遠藤幹事による監査報告が行われ、満場一致で承認されました。
2017年度 新組織体制・事業計画
続いて、事務局により2017年度役員・組織体制が報告されました。
小林会長
2017年度は委員会活動の活性化、委員会業務の重複、相互関係の整理を目的に、既存の5委員会を次の3の委員会に再編することが報告されました。
- Wi-Fiに関する技術や市場の動向を調査検討するとともに先進的な利用事例等を資料集として整備を行う技術・調査委員会
- 総務省やWi-Fi Allianceをはじめとする官庁や外郭団体等に対する窓口活動や会の活動を外部へ発信を行う渉外・広報委員会
- Wi-Fiに関する総合戦略を検討するとともに、「00000JAPAN」、セミナー等の定例化した業務の運営を行う企画・運用委員会の3委員会
に再編し活動することとし、これに伴う会則の変更、2017年度事業計画が審議され、満場一致で承認されました。
提案・報告された議案については全て提案どおり承認され、閉会が宣言され、2017年度のスタートを切ることができました。
総会終了後は、総務省 総合通信基盤局 電波部長 渡辺様およびWi-Biz小林会長による講演が行われました。
総務省 総合通信基盤局 電波部長 渡辺様
また、講演後には参加者による懇親会が開かれ、ご来賓を含め40名の方に参加いただき、会員相互やご来賓との交歓・交流が活発に行われ、有意義な会として盛大に締めくくられました。
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